各種検査について
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エコー検査
エコー検査(超音波検査)とは
エコー検査(超音波検査)とは、お体に安心・安全な超音波を照射することで、肝臓、腎臓、すい臓、胆のう、脾臓などの腹部の臓器や、心臓、血管などでの疾患の有無や、その程度を調べる検査です。当院では、腹部エコー検査、心臓エコー検査、頚動脈エコー検査、乳腺エコー検査を実施しております。
レントゲン検査などと違い、放射線の被ばくがありませんし、痛みなどはまったくありませんので、小さなお子様や妊娠中の方でも、安心して受けていただけます。検査する部位によっても異なりますが、検査時間の目安は10~30分程度です。どなたでも気軽に受けていただける検査ですので、気になる症状がある方や、ご自身の健康状態が気になる方などはご相談ください。
検査をご希望の方へ
エコー検査をご希望の方は、事前にご予約をお願いいたします。
腹部エコー検査
肝臓、腎臓、すい臓、胆のう、脾臓などの腹部の臓器で疾患が疑われる場合には、腹部エコー検査をご提案します。特に胆石や胆のうポリープ、肝臓の腫瘍の発見に有効です。
下記の症状がある方はご相談ください
- 食後に上腹部が痛む
- 背中から腰にかけて、痛みを感じる
- 夜間頻尿(男性)
- 血液検査で肝機能異常を指摘された
主な観察部位
- 肝臓
- 腎臓
- すい臓
- 胆のう
- 脾臓
- 前立腺
- 膀胱
心臓エコー検査
心臓エコー検査では、心臓の形態、機能、血流の状態などを観察します。心筋梗塞、心筋症、心臓弁膜症などの診断に欠かせない検査で、診断だけでなく、治療方法の選定、治療効果の判定などにも役立てることができます。
下記の症状がある方はご相談ください
- 動悸・息切れがある
- 足がむくむ
- 心電図検査で異常を指摘された方
- 背中に痛みがある
- 肩(主に左側)に放散するような痛みがある
検査でわかること
- 心臓の大きさ
- 心臓の動き
- 心臓の筋肉の厚さ
- 心房・心室の状態
- 弁の状態
- 血流の状態
頸動脈エコー検査
心臓から脳に血液を運ぶ通り道である「頸動脈」を観察することで、全身の動脈硬化の進行をおおよそ把握することができます。そのほか、脳梗塞のリスクや、「プラーク」と呼ばれる壁の肥厚なども確認できます。
下記の症状がある方はご相談ください
- 動脈硬化が心配な
- 動脈硬化の検査(CAVI/ABI)で異常を指摘された方
- 糖尿尿などの生活習慣病がある
- メタボリックシンドロームと診断された方
- お煙草を吸われる
- 脳梗塞や狭心症などの既往歴がある
検査でわかること
- 動脈硬化の有無・程度
- 全身の動脈硬化の進行
- 頸動脈の狭窄
甲状腺エコー検査
甲状腺の大きさ、腫瘍などの病変の有無、リンパ節の腫れなどを観察します。
下記の症状がある方はご相談ください
- 首がはれている
- 手指が細かくふるえる
- 暑がりになり、汗をたくさんかくようになった
- 体が冷え、寒がりになった
- イライラしやすくなった
- 落ち着きがなくなった
検査でわかること
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
- 甲状腺機能低下症(橋本病)
- 甲状腺腫瘍
- 甲状腺のう胞
- 甲状腺炎
骨密度検査
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨の密度が低くなり(骨の中がスカスカな状態)、骨がもろくなる病気です。日本国内でも、約1000万人が存在していると推定されていますが、特に閉経後の女性に多いとされています。これは閉経による女性ホルモンの分泌低下が骨密度を低下させるためです。
骨粗鬆症により骨の強さが弱くなり、「骨折しやすい」「腰痛・背部痛になりやすい」などの原因になりやすいため、骨密度を把握することは大切です。当院では、X線レントゲンによる骨密度検査を行っておりますので、不安をお持ちの方は、一度、ご相談ください。
24時間ホルター心電図検査
ホルター心電図とは、心電図を24時間連続記録する検査で、通常検査ではとらえにくい心電図の変化を記録し、一日の中で心電図がどのように状況で変化するか、また症状があるときに心電図がどのような変化をしているかを調べます。 特に不整脈や狭心症の診断には不可欠な検査で、来院時に症状が出ず、通常の検査では診断ができないような場合に、原因の特定に効果を発揮します。
※ホルター心電図検査をご希望の方は、事前にご予約をお願いいたします。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは、睡眠中に大きないびきとともに、無呼吸状態を繰り返す病気をいいます。現在、睡眠中に10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」が、1時間あたり5回以上繰り返されている状態であれば睡眠時無呼吸症候群と定義されています。 睡眠時無呼吸症候群は、不整脈や高血圧、脳卒中などの様々な疾患を引き起こすことが分かっており、放置したままにしておくと重篤な疾患につながる恐れがあります。
当院では、終夜睡眠ポリグラフィー検査による検査を行っています。この検査は、センサーを身体に貼って行う検査で、専用の機械を貸出しており、ご自宅で行うことができ、入院の必要もありません。また、CPAPによる睡眠時無呼吸症候群の治療も行うことが可能です。
※終夜睡眠ポリグラフィー検査をご希望の方は、事前にご予約をお願いいたします。
下記の症状がある方はご相談ください
- 睡眠中に「いびき」をかき呼吸が止まると指摘されている
- 熟睡感がない
- 朝の目覚めがすっきりしない
- 昼間に眠気におそわれ、集中力・持続力が続かない